ガシガレ

社内SEのヒトリゴトです。

資格を取るということ

私の資格取得についてのスタンスを書いてみたいと思います。

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 数日前からのブログで書いていたように、妻と結婚し、かわいすぎる生き物が爆誕してからというもの、強烈に自分と家族の将来について不安を感じるようになりました。そのころはまだ転職については漠然としていたものの、「私のように特筆すべきスキルが無い人間は資格を取っておいた方がよいのではないか」と思うようになりました。Twitterでもみんな当たり前のようにすごい資格持ってるので余計に不安をあおられました。笑

私は数年前から資格取得のために時間を費やすようになりましたが、それは圧倒的な不安を原動力としたモチベーションでした。この2年間で、情報処理技術者試験情報セキュリティスペシャリスト(現:情報処理安全確保支援士試験)、そしてプロジェクトマネージャー試験(PM)に合格することができました。

特にSCのときは約三か月間みっちり勉強に取り組み、それ以降勉強の習慣をつけることができました。

資格は万能で貼りません。取ったからと言って劇的に人生が変わるわけでもありませんし、資格をどう生かすかは本人次第です。

私は資格取得のメリットに以下の2つがあると思っています。

  1. 資格取得の過程で新たな知識を得たり、理解を深めたりすることができる
  2. その資格の分野において、最低限保持している知識レベルを保障できる

1は言わずもがな、私はSCの勉強を通してTCP/IPやネットワークの基礎、インフラ周りの基礎知識を大幅に増強できましたし、PMの資格取得を通してプロジェクトマネジメントの基礎、リスク管理やスコープ管理の重要性について理解を深めることができ、業務にも活かすことができました。

2は少しニュアンスが難しいのですが、その資格を持っていることで「大体この程度はわかるんだな」ということを二者間で共有できるというものがあると思います。…ですので「保障できる」という言葉はちょっと強すぎるかもしれません。「自分の大まかなレベル感を相手と共有できる」程度の方が適していそうです。

あとはおまけだと思っていますが、転職活動時においては「積極的に自己研鑽をしている」ということをアピールできると思います。仕事や家庭で忙しい中、隙間時間を捻出しては自己研鑽の時間を設け、知識の吸収に努めている。これは割とアピールになると思いませんか。

資格取得自体を目標にするとしんどいので、その先にあるものをイメージして取り組むのがよいのではないでしょうか。モチベーションも保ちやすいと思います。もちろん人それぞれ、資格にもよりけりですが、「無いよりはあった方がよい」くらいでよいのかもな~と最近は緩めに考えています。

今日はこんなところで!

(1120文字、43分)