数年前から本を読んだり、資格の勉強をしたり、英語の勉強などをするようになりました。
そうこうするうちに、かわいすぎる生き物が爆誕します。これほどまでにかわいいとは。そのかわいさ、筆舌に尽くし難し。この間も(省略)
生き物が産まれ、妻と結婚したときのように私はまた自分の人生について思いを馳せました。
マジで本当に今の会社のままでいいの?
私は、また人生について大きく考えさせられました。本当に今のままで家庭を支え続けることができるのだろうか。
働き方改革などで世間は盛り上がり、ツイッターではエンジニア界隈を中心にフルフレックスやリモートワークの話などが頻繁に取り沙汰されます。特に外資やグローバル企業はより効率的に従業員が働けるような仕組みを積極的に取り入れています。これは従業員満足度や生産性向上に効果があると考えてのことです。ノリでやっているわけではありません。(たぶん)
私は、今まで会社に色々なものを導入してきたように、生産性向上を目的としてテレワークの導入を進めようとしました。しかし…今回ばかりはITだけではどうにもならない問題に直面しました。労務管理。つまり人事との調整です。
「きちんと仕事しているかがわからない」
「自宅だとサボってしまうでしょ」
「管理職が適切な労務管理を行えない」
念のため補足させていただくと、会社に出社して仕事した方が効率や生産性が高まる仕事もあるでしょうし、とにかくテレワーク!と叫んだわけではありません。ただ真の意味で働き方改革をしようとするならば今までのやり方にメスを入れなければならない局面もある。「思考停止に陥らずに、いろいろなやり方を模索しませんか」という提案でした。
段階を踏んで順序良くすすめれば当社でも絶対に導入できます。より仕事がしやすくなると思っていたんですが、聞く耳を持ってくれませんでした。
他にも今まで私の中に蓄積されてきた負の要因がようやくリミットゲージをオーバーしました。
- 名ばかり管理職への昇格
(基本給は大幅増、しかし残業代抜きに…。今はいいけど今後は?) - 昇格に伴い年収の増加曲線が緩やかに
- 年功序列
- 部長級以上は親会社からの天下りポジション
- 保守的な思考の管理職群
- 今の時点で上司からは高い評価をもらっているが、逆に言うとこれ以上の評価や昇格は見込めない
- この会社で得られる経験やスキルに終わりが見え始めてきた
このような状況下で、考え方の合わない人事や管理職を説得してまでテレワーク環境を構築したいという意欲が湧きませんでした。テレワークを導入するには、業務プロセスなどの再定義が必要になる場合があると思います。そしてこのような上流の検討には経営や管理職の参入が不可欠になるでしょう。彼らがやりたいと思わないことを推進するのは、別の言い方をすれば私のエゴに過ぎないのかもしれません。
簡単にまとめると、大きく次のことを考え転職することを決意しました。
- 今の会社にとどまり続けることへのデメリット
- 新しい環境へ踏み出すことによるスキル・キャリアアップ
昔、まだ私が幼くてかわいかったころ、「音楽性の不一致」などで解散や脱退をする音楽バンドを見かけては「仲良くやればいいのになぁ」などと子供心に思っていました。
今では少しわかる。
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