ガシガレ

社内SEのヒトリゴトです。

朝、パッと起きられる人は仕事の決断も早いのだろうか

この時期は毎朝のことだが、布団から抜け出すのが難しい。
「あと5分・・・」というわけでスヌーズとの格闘を繰り返す日々。
きっと明日も。

 

私が最近不思議なことの一つ。
布団から抜け出すように自分を動かすものは一体何なのか。

【最近の朝の葛藤】------------------------------------------
アラームが鳴る。
しかしこのアラームはデッドラインではない。毎朝同じように準備をしているのだ。自分がこの後どの位の時間寝ていられるかはわかっている。10分後にスヌーズが来る。このまま眠ってしまおう。。。
あれ、もう10分経ったのか。でも大丈夫。もう10分寝られるドン・・・・・・
あ、もう起きなきゃ。。あー眠たい、ちょっとだけTwitter見よう。ニュースも。。。
やべ!そろそろ起きないと!あーでもまだ布団の中に居たい…
ドバッ!(←起きて布団から飛び出た)
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こんな感じ。
具体的には、最初のアラームが6:10になるように設定されており、2回のスヌーズをやり過ごした後6:30頃に観念し、安い葛藤を繰り返した末、6:35 位に布団から飛び出るといった具合だ。

飛び起きる直前まで、私は確かに「このまま眠ってしまいたい」と脳内で考えている。
しかし、次の瞬間には布団を出るのだ。この間、一体脳内では何が起こっているのだろうか。

私は脳科学の分野には全く精通していないが、勝手に以下2つの要因であると解釈している。

一つは習慣だろう。多くの人間に取って朝は起きるものだ。グダグダしていてもいつかは起きる。「起きる」という習慣によるもの。クセ、と言ってもよいかもしれない。

もう一つは、モチベーション
「動機づけ」や「意欲」という意味を持つ言葉だが、様々なモチベーションの様式があると思う。「今日も頑張ろう」「今日は早く行って会議の準備をしなければ」というのもモチベーションだろうし、「どうせ行かないと自分が困るだけだしな・・・」というものもあるだろう。

これらはポイント式になっており、リアルタイムで変動している。
私の場合は脳内で理解しているタイムリミットが近づくにつれて負のモチベーションが蓄積されていき、6:35にボーダーラインを突破、スイッチが入るというわけだ。

インフルエンザとか高熱が出ているときは、ポイントがこのボーダーに達さないのだ。しかしどうしてもという用事がある場合は突破することもあるだろう。責任感というモチベーションなのではないだろうか。

 

なんとなく、こんな仕組み。
では、これを仕事に活かせないだろうか。なんとなく後回しにしてしまったり、気の乗らない仕事もあるだろう。集中して取り組まなくてはならないのに身が入らない仕事もあるだろう。どうやったら、我々はその簡単な一歩を踏み出せるのだろう。

一つ仮説を立ててみた。
目先の欲求に素直にならずに、一歩引いてこれから自分が行おうとする行動のメリットデメリットをよく考えてみることが重要なのではないだろうか。

 

しかし私は小さいころからよくわからない問題は後回しにしてきた。
夏休みの宿題は後半に集中するタイプだ。問題を保留して保留して生きてきた。
そういう習慣が身についているのだろうな。

頭でわかっていても、なかなかやる気スイッチを押すのは難しいのだよなぁ。
きっと、また明日もぐだぐだする朝が待っている。