ガシガレ

社内SEのヒトリゴトです。

今日のガシガレ 4

突然だが次の画像を見てほしい

 かわいすぎていますね。(断言)
これは先日Twitterにアップしたものなのですが、妻が撮影したかわいすぎる生き物(最愛の息子)の様子です。

彼は妻からたくさんのリンゴを与えられたにも関わらず、さらにリンゴをねだったようです。しかし妻の回答はNG。先程たくさんのりんごをあげたばかりでしょう、と。

「いんごーいんごーたたーい」(お母さん、りんごを食べたくて仕方ありません)
「だーめ」(さきほど上げたばかりでしょう)
「うぇーん」

こんな感じのやり取りだったようです。なお、ガチ泣きではなく、俗に言う嘘泣きというやつです。2年も一緒にいると、親にはわかりますよね。
2歳を超え、彼も色々学習してきたということだと思います。「泣いてねだれば、自分の要求を通すことができる。」今まではそれが正解だった。しかしこれからはそうも言ってられない、ということを学んでいかなければなりません。人生はきびしい。私も泣いてねだればなんとかなるあの頃に戻りたい。びぇーんびぇーん

いや今日言いたいのはそういうことではないんです。この写真、動画撮影された自分自身をじーっと見つめている写真なんです。

もう一回見ておきましょうか。

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かわいすぎている…。(しつこい)

私は1980年代前半の生まれ。おそらくこの頃に産まれた方は子供の頃の様子が動画で残っているという方はそれほど多くないのではなかろうか。残っていたとしても、でかいカセットテープをVHSのビデオデッキに挿入して再生しなければならなかったわけですよね。小さな板状の物体で動画が閲覧できる時代が来るなんて夢にも思わなかった。

今の若い子達は、自分自身を客観的に見つめる機会がすごく増えているのではなかろうか。幼い頃は録音された自分の声の違いに恥ずかしくなったりしたものだけど、そういうのもあまり感じづらくなっていくのではなかろうか。いや厳しい戒律により動画を禁止している家庭もあるかもしれないが、動画閲覧の手段という意味では、そのハードルがものすごく下がっているということは確かなはず。いや閲覧だけじゃない。撮影もだ。今更言うまでもないが、YoutubeTikTokみたいな動画配信プラットフォームは飛ぶ鳥を落とす勢いである。

うちのかわいすぎがこういったサービスを利用するようになるのは、まだ大分先の話になるだろうけど、敷居がどんどん低くなっていくことは確かのはず。そのときのためにリテラシーを鍛えておかなくては…という思いもあるが、そんなことよりも私が興味深いと思っているのは、幼少時から自分自身を俯瞰的に見つめる機会が多くなると、人間はどのように成長するのだろうか。ということである。デジタルネイティブみたいな言葉も聞こえるようになってきた。生まれた時からスマホが身の回りにあるこの子供たちは、どのような人格形成をしていくのだろう。メタ認知能力が異常に高い人間になったりするのだろうか。自分の行動を反省する機会が多くなり、慎重な性格になる?いやいや逆に目立ちたがりやな性格になりやすいのかもしれない。
なお、自分自身のことはもう認識しているようだ。自分の写った写真を見て、ニコニコしながら自分の名前を叫ぶ。かかかかかかわいちゅぎる…!

まぁ私がいくら妄想を膨らませようが、どうなるかはわからないんですけどね。いずれにしても我々は今、時代の最先端を生きているわけで、かわいすぎと一緒にどんな未来になるのか妄想しながら生きていきたいなーと思います。