ガシガレ

社内SEのヒトリゴトです。

今日のガシガレ 2

先日、情シスslackのアドベントカレンダーを書いたのだけど、とても色々な方にご覧いただけたようだ。はてなブログのPVも1,000を超えた。普段は200位なのでこれは本当に凄いことだ。私のことなど全然知らない人が1000人も足を運んでくれたということになる。いやほんとのところは私が無意識の内に950回位開いた可能性もあるけども、とにかく私の書いた記事が1000回近くも「表示」されたということだ。

 

 私の頭から、指先、キーボードを通して文字にされた情報が(中略)TCP/IPの海を渡って皆さんの瞳に入ったということになる。そして瞳に映った情報は皆さんの脳内で様々な知識や経験と科学反応とも言うべき「解釈」をされ、心が反応するわけですね。控え目に言って奇跡じゃなかろうか。改めて私が言うほどのことではないかもしれないけど、やっぱりITってすごいじゃないか。いやITもそうだけど「伝わる」っていうことが本当にミラクルだと思う。

 

昔から人間って色々な手段で意思を伝えようとしてきたんだよね。それは壁画だったり、遺跡(当時の人たちは遺跡として作ったわけではなかろうが)だったり、文字だったりするわけだよね。やがてカメラが発明され映像を残せるようになった。人類の進歩とともに様々な情報伝達手段が発達してきた。
そして今はPCやスマホで写真、絵、音楽、動画など様々な手段で様々な情報を、思いを、すぐに、大勢の人に、簡単に伝えることができるようになってきた。

 

きっと昔は情報を伝えるのも一苦労だったと思う。嫌々作らされたり書かされていた人も多かっただろう。とにかく作るのも大変だったし伝えるのも大変だった。人が海を渡って手紙を渡したりとかね。そういう意味では、情報は大きく2つに分けられるような気がする。特定の誰かに伝えたいものと、不特定の誰かに伝えたいもの。近年は後者の情報が爆発的に増えてきたんじゃないかな。SNSはそのよい例だと思う。ITとあまりにも相性が良すぎたんだね。

 

この情報で溢れかえる時代に、この私の、すぐに海の藻屑に消えるであろう雑記があなたの目に止まったことが本当に奇跡だし、本当にありがとうと言いたい。寂しがりやな私とあなたに。