前回の転職活動のとき、思いのほかバンバン面接をパスできたので、そのときに心がけたことなどを簡単にまとめてみたいと思います。
もちろん個人の感想でしかないので参考程度にしてくださいね。異論は認めます!が、各位の胸の内に大切にしまっておいてください。
- 転職のゴールをしっかりと設定する
- そのゴールを設定した理由を明確に説明できるようにしておく
- 応募先のことは簡単にでも調べておく
- 「志望理由は?」にたじろがない
- 志望職種とキャラを合わせる。ただし盛らない飾らない。
- 失敗談、そのときどうしたか。
- 一緒に仕事したくないなぁと思われたら終了
結論から話す。はきはき話す。
1.転職のゴールをしっかりと設定する
これがある意味一番大事かもしれないです。ここがぶれてしまうと後に何やってもぶれぶれで説得力にかける話しかできなくなります。この時の私の転職のゴールは「社内SEとして現場に近い立場で業務改善を推進する仕事をしたい。」でした。
まずここに太い樹を一本立てておきます。
2.そのゴールを設定した理由を明確に説明できるようにしておく
目標がしっかりとしていれば、それに説得力を持たせてあげるのが容易になります。例えば私は1社目の経験、そして2社目の経験を経て、(前回までのブログ参照)やはり「現場に近いところの方がやりがいを感じられる」ということを身を持って実感したこと、そしてそのような仕事をしたい、ということを説明しました。
3.応募先のことは簡単にでも調べておく
経験を活かしたいなら、応募先のことは簡単にでも調べておくべきです。どのようなビジネス、収益構造なのか。また、今後そのビジネスがどのように推移していきそうなのか。しないよりは絶対した方がいいです。後述します。
4.「志望理由は?」にたじろがない
あまり聞かれた記憶はありませんが、エージェントを介していても時々聞かれますね。「志望理由なんぞねーわい」といいたいところですが、1や2をしっかり準備しておけば自分の経験が活かせそうなこと、3を準備しておけばその職種だけでなく応募先の業界に興味があるというような志望理由をアピールしやすいと思います。私は応募先のことをできるかぎり調べた上で、「(どこでもいいんだけど、)御社はおもしろそうだと思った。」位の感じで面接に臨みました。
そうは言っても全然興味ない業界もあると思います。私もありました。その場合は1や2を説明した上で、「社内SEならどこでもよかった」と正直に答えました。
5.志望職種とキャラを合わせる。ただし盛らない飾らない。
私が面接する立場だったら、「現場と近い立場で仕事をしたい」にもかかわらず表情が暗かったり無愛想だったりしたら、うまくやっていけるかなーと不安になると思います。社内SEは経営の分身とも言えます。そんな人がきちんと社内のユーザーと話せるかな。と不安に思われるんじゃないでしょうか。口先だけじゃないということをアピールした方がよいと思います。(ガチガチのガチエンジニアがコミュ力不要というわけではもちろんありません。)
私の場合はキャラを合わせる、というよりは必然的にそんな感じのキャラになりましたが、あまりに乖離があるようなら少し合わせるようにした方がいいんじゃないかな、という程度の感覚です。あまり盛ったり飾り付けるとあとで苦労しますし、なんとなく胡散臭いオーラが出てくると思います。
6.失敗談、そのときどうしたか。
これもときどき聞かれます。これはキャラ作りとも関連しますね。やはりイレギュラーなことが起きたり、問題があったときにどのようにリカバリーをする人間なのか、というのは気になるところだと思います。それを志望職種と絡めた内容で話せればより説得力が増すかもしれません。つまりこのときの私でいえば、社内SEとしての失敗談。対応によってはマイナス評価になる諸刃の刃とも取れますが…
7.一緒に仕事したくないなぁと思われたら終了
くどくど書きましたが結局これかもしれませんね。
一緒に仕事したくないな、、、と思われれば終了ですし、
一緒に仕事しやすそうだな!と思われれば望みが出てくると思います。
それは面接時の表情だったり、やりたいことがはっきりしているかということったり、応募先の会社のことを調べてきていたり、ちょっとしたマナーだったりと色んなチェックポイントがあるのだと思います。皆さんも経験があるかと思いますが、会社内の変なやつ一人のせいで現場はめちゃくちゃになるものなんですよね。きっと人事担当者はそんな人が入ってこないように細心の注意を払っていることでしょう。極力こいつと仕事したくないぜ、、とは思われたくないものです。
関連して、仕事の基本でもありますがもごもご喋るのは印象が悪いですよね。語尾が聞き取り辛かったり。企業側の面接担当者も恐らく何人も面接するでしょうから、少しでも印象が悪いことはさけるべきです。結論から話す。はっきり話す。いつもの仕事の通りではありますが心がけて置いた方がよいと思います。
すみません、思いつくまま書きなぐったのでまとまりがないですがこんなところでしょうか。
簡単にまとめると、自分の中に「私は何をやりたいのか」という一本のぶれない、太い樹を立てておき、それに葉や実、背景をつけてあげる。その様子を客観的に観察して説明できる状態で面接に進むのがというのが望ましいのかなと思います。
この記事を書く中で、採用というのは対等な立場で個人と企業が双方向からマッチングを探ることであり、お互いがお互いを尊重する姿勢が大事なんじゃないかなー、ということを感じました。
何が正解なのかは結局わかりませんが、このことだけはわたしの今後の転職活動でも心掛けていきたいと思います。
(2390文字、58分)
(2018年8月15日加筆修正)