社内SEをやっていると、思わず「マジで?」と呟いてしまいそうな問合せも時にはあります。そんな珍問合せの一つをご紹介したいと思います。
どんなときでも「全てのユーザーヘルプに面倒くさがらずに対応する」というポリシーですので、笑顔で対応します。(たまに不機嫌なときもあります。人間だもの)
もう一度よく話を聞いてみました。
- お客様からのメールの添付Excelファイルを開き作業をしていた。
- 一旦デスクトップに保存、返信するため作成中のOutlookメールに添付した
- デスクトップのファイルはもう使わないと削除してしまった。
- 添付したExcelを開いて1時間ほど作業をしていたが…
- 添付したファイルも誤って削除してしまった。
⇒「マジで?」完成。
ユーザーからすれば、ゴミ箱にも見当たらないし、1時間もかけて作った超大作がパーになる事態ですので、何とかしてあげたいと思います。
結論から言うと、慌てる必要はないし、簡単に探すことができます。
(以下、Windows7/Outlook2010の前提で説明しています)
ちょっとITに詳しい人ならば、「Temporaryファイルとしてどこかに保存されているんじゃなかろうか?」とピンとくるかもしれません。
すみませんその通りです。
ただ、そのフォルダの場所をいちいち覚えておくのも面倒だし、パスを打つのも面倒だし、順番にパスを辿って行くのも面倒です。
こんなとき、私は以下のように確認しています。
- なんでもよいので、Outlookに添付してあるExcelファイルを開きます。
新たに添付したものでもよいし、過去に受信した適当な添付でもOKです。
(WordやPowerPointでもOK)
- 「ファイル」を開き、「電子メールの添付ファイル」に表示されているフォルダのパスをコピー
- 適当なエクスプローラーを開き、アドレスバーにパスを貼り付けます。すると、添付ファイルの一時保存先を開くことができます。
このように、添付ファイルが保存される場所を表示することができます。
(上の図だと添付したもの自体を探しにいっていますが、近い所にいるはずです)
Outlookに添付した瞬間に、PCのどこかに一時保存されているというわけですね。
以上はその手順を手っ取り早く確認する手段というわけでした。
※ちなみに、どんどんゴミが溜まる場所でもありますので、上記の場所を定期的にクリアしてあげるとよいと思います。
作業は添付する前に、そして定期的に上書き保存するクセを付けておきましょう!
(休憩する前に必ずCtrl +S を押すとか。笑)